points of you とは
points of you@はイスラエルで生まれたコーチングツールです。
現在154か国に普及し、19言語に翻訳されています。視野を拡大し、創造力や発想力に刺激を与えるツールとして、ビジネス業界ではグーグル、インテルなどトップクラスの企業がpoints of you@を導入しています。
https://poyjapan.com/about/
points of you®には、「コーチングゲーム」、「パンクタム」、それに最近加わった「faces」の、3つのツールがあります。
今回は、「パンクタム」でセルフセッションしてみました。
パンクタムは、ラテン語で「点」を意味します。
その名の通り、「コーチングゲーム」に比べ場面にフォーカスされた写真が多い。
「パンクタム」には、写真カード、質問カード、言葉カードの3種類のカードがあります。
「質問カード」の質問には、核心をつかれるものが多い。
「私は何を避けているか?」
「何のおかげで私は前に進めるのか?」
「人は私をどうみているか?」
写真に何が写っているかじっくり観察します。
「年配の女性」、「赤いネイルをした指」、「アンティークの指輪」、「写真がはめてあるロケットネックレスのような指輪」、「孫の写真」
今度は、写っていない周りのことや、この前は何をしてたか、この後どうなる、など考えます。
私は、この写真をみて、たくさんの孫と子供に囲まれた、かわいいおばあちゃんが思い浮かびました。
そして、ある女性の元上司を思い出します。
私はその上司を尊敬していて、いろいろ勉強したいと思っていたのですが、結局逃げてしまった。
業務で直接一緒に仕事をしていたのではなく、定期的な勉強会を開いていただいていました。
ある課題にいただいたメッセージ
「自分のよい所をのばし、苦手な所を少なくする。過去を振り返りながら、しっかり受け止め自分の足りないものを力にしていきましょう。もっともっと自分を追い詰め、もがく中で真の自分が生まれる。自分をみがくことは、余分なものを捨てる勇力が大切です。」
その仕事をすることで苦手な所を少なくしようとしていたのですが、なかなか自分を認めていただけず、まだまだできていないと言われることがつらかった。
当然私の事を思って、というのは理解できていましたが、毎回の彼女からの指摘に参ってしまい、私から離れました。
今だったら、元上司が言ったことも理解できます。
求められるのは、成長し続ける人なのだと
苦手なことと向き合い続けなければ、成長しないのだと、思いました。
Bookを読んでみる
パンクタムの言葉カードは、コーチングゲームのカードに書かれている言葉なので、Bookを活用することもできます。
Bookにある「判断」の物語。
(略)
「生涯の伴侶に伴侶になる人を探していると言っていたけど、その後、どうなりましたか?」
「お見合デートで、とても美しくて華麗な女性に会った。けれど、ぼくにとっては、洗練されていなかったので、真剣な話はできないと思った。ほどなくして、教養があり、知的で、とても世慣れた女性に出会いました。だけど、外見はあまりよくなかった。この話も間もなく終わりました。ある日、ぼくの心をつかんだ女性に出会いました。驚くほど美しく、容姿も抜群で、洗練されていて、頭もよかった。ぼくにとっては完璧な女性でした。」
「どうして結婚しなかったんだい?」
「残念ながら、彼女は完ぺきな男性を探していたんだよ。」
(一部略)
男女は「華麗だから」とか「洗練されているから」という理由で出会うのではないのでしょう。求めると、同じように、それ以上に相手に求められる。
小手先ではなく、もっと深いところでつながらないと続かない。
仕事との出会いはどうでしょう。
どこか、男女の出会いに似ている。
今まで私が出会った仕事は、やるべくしてやってきた仕事だと感じる。
あふれる選択肢の中で、どう「判断」するか。
心の底から、「やりたい」ことをしたいと思う。
私の問題と向き合う
年配の女性の写真、「私は何を求めているか?」「判断」の3つから洞察しました。
昔の上司のことを思い出して、過去に逃げたことと向き合い、男女の出会いの物語を通じて、私の「モヤモヤ」が少し晴れた気がします。
「個人の悩みや抱えている問題の解決には”ひらめき”が重要です。」
一見無関係と思われるこれらの写真を観察するうちに思いもよらない気づきを得られるでしょう。
前に進むためのきっかけになると思います。
http://espt-clerk.main.jp/1%E5%AF%BE1%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E5%8F%97%E4%BB%98%E4%B8%AD/